愛知県で９月８日、認知症の女性が貨物列車にはねられ死亡する事故が起きました。

【以下、毎日新聞より】

■＜ＪＲ東海道線＞逢妻駅で８３歳はねられ死亡　愛知

８日午前４時ごろ、愛知県刈谷市逢妻町のＪＲ東海道線逢妻駅構内の下り線で、同市内の無職女性（８３）が貨物列車にはねられ、全身を強く打って即死した。県警刈谷署の調べでは、貨物列車の運転士（２８）が線路内にいる女性を見つけて急ブレーキをかけたが、間に合わなかったという。女性は認知症で、はいかい癖があり、この日も同１〜２時ごろにいなくなり、家族が同署へ捜索願を出していた。下り線は同駅と隣接の大府駅間で同６時５分まで運転を見合わせ、上り列車１本が運休、上下３本が１３〜３７分遅れ、乗客約１３５０人に影響が出た。

【以上、毎日新聞より】

このように、認知症のお年寄りは徘徊癖によって、家の人がちょっと目をはなした隙に、家から出て行ってしまうことがあります。すぐに近所の人などに発見されれば良いのですが、この愛知県の女性のように、事故などに巻き込まれてしまったり、遠くまで行ってしまうこともあります。

このように、認知症のお年寄りが行方不明になってしまった場合、若い人がいなくなってしまった場合よりも、事故やトラブルに巻き込まれる可能性が格段に高くなります。
そして、「お年寄りだからそんなに遠くまで行ってしまうことはないだろう」と考えがちですが、家からいなくなったお年寄りが何百キロも離れたところで発見されるということもたくさんあるのです。

もしお年寄りが家からいなくなってしまったら、できるだけたくさんの情報をまとめて、専門家に相談してください。情報というのは、写真や身長、体重、服装などはもちろん、いなくなる前に口癖のようによくしゃべっていたことなども含まれます。専門家はそれらの情報を元に、あらゆる方向から人探しを行ないます。調査士会−人探し・尋ね人相談室では、人探しの専門家が、ご相談をお受けしております。
無料相談窓口では２４時間、ご相談をお受けしておりますので、人探しでお悩みの方は、早急にご相談ください。

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