インターネットに「家出をしたい人」が集まるホームページがあります。
そこに会員登録している人は、ほとんどが１０代前半の少女たちです。そして「家出したけどつかまっちゃった」　「過去に２回失敗。今も家出したいです」などの言葉が並んでいます。

また、「家出少女と肉体関係を持つ方法」というホームページもあります。そのホームページでは、多くの家出少女が泊まる場所を確保するため出会い系サイトに登録し、泊めてくれる人を募集していると書かれています。
そして、出会い系サイトで家出少女を見分ける方法、家出少女が何をしたら喜ぶかなどが詳しく書かれています。なかには「少女を家に泊めてあげて、ご飯をおごって少しお小遣いをあげるだけで肉体関係がもてるんだから、安いもの」とも書かれています。少女の人権を無視した、ひどい言葉ですが、残念ながら家出少女がそのような状況に置かれているのは事実なのです。

夏休みからのこの時期は、東京の渋谷や大阪のミナミなどの繁華街では、深夜にもかかわらず家出少女がたむろしている姿がよく見られます。
彼女達は家には帰りたくない、しかしお金がないので泊まる所がないという状況から、出会い系サイトに登録し泊めてくれる人を探すのです。そこに肉体関係を求める男が目をつけないはずがありません。



このような状況を知らない親御さんは「友達の家にでも泊まっているんだろう」と、ただの無断外泊のように考えがちです。
また、このような状況を知っていて、警察に家出人捜索願いを提出したとしても、警察は誘拐や殺人といった事件性の高い事案以外は本格的には捜査してくれません。たまたま深夜にたむろしているところを補導されれば良いですが、誰かの家に泊まっていた場合は、まず補導されることはないでしょう。

もし、お子さんが家出をしてしまったら、危険なトラブルに巻き込まれる前に、早急に専門家に相談する必要があります。全国の調査士会では、家出に関するご相談をお受けしています。
無料相談窓口では、２４時間体制で専門のスタッフがご相談をお受けしています。
必ず早急にご相談ください。

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