近頃はメディアを通じて、猟奇的殺人事件を耳にすることが日常茶飯事になってきました。2008年の4月に起きた東京江東区の女性殺害事件は記憶に新しいことでしょう。この事件は、女性が失踪してから一ヶ月が経った頃にようやく全貌が明らかになりました。その内容は、実に悲惨で残酷な現実でした。

【以下、毎日ＪＰより】

江東女性不明：「暴行目的で待ち伏せ」ドア音聞き侵入

　東京都江東区潮見２のマンションに住む広告会社社員、東城瑠理香さん（２３）が行方不明になった事件で、住居侵入容疑で逮捕された同じマンションに住む派遣会社社員、星島貴徳容疑者（３３）が「東城さんの部屋の近くで待ち伏せし、帰宅したのを見計らって暴行目的で襲った」と供述していることが分かった。警視庁深川署捜査本部は、星島容疑者が周到に計画していたとみて追及している。【川上晃弘、佐々木洋、古関俊樹】


男が行方不明の女性の殺害を自供したマンション
東京都江東区で２００８年５月２５日午後１０時５６分、木葉健二撮影

　調べでは、星島容疑者は「（東城さんが）ドアを開ける音を聞いた直後、後を追いかけるようにして侵入した」と供述。星島容疑者は事件が発生した４月１８日は午後６時ごろ帰宅したことが分かっており、自室付近で午後７時半ごろに帰宅した東城さんを待ち伏せしていたとみられる。星島容疑者と東城さんの部屋は空き部屋を挟んで隣同士だった。２人は会話を交わしたことはなかったという。


現場マンションの前で報道陣のインタビューに応じる星島貴徳容疑者
東京都江東区で４月１９日午後３時２０分ごろ、村上尊一撮影

　また、星島容疑者の部屋からは血液反応が複数出ていることも新たに分かった。星島容疑者は「東城さんの遺体を細かく切断し、トイレに捨てた」と供述しており、殺害後に自室で切断して処分したとみて汚水槽内などを調べている。

　星島容疑者の部屋には、東城さんが行方不明になった後に捜査員が任意で入り、風呂やトイレなどを調べたが、特に不審な点はなかったという。

【以上、毎日ＪＰより】

今回のケースのように、思わぬことから最悪の事態に陥ってしまう場合があります。
長い間失踪してしまっている人が、今は発覚しないだけで、何らかの事件に巻き込まれている可能性も十分あるのです。これは必要以上に不安を煽っているわけではなく、最悪の事態を迎える前に失踪者は探し出してあげるべきなのです。そして失踪者本人も、きっとそれを望んでいるはずです。
もしも、九州四国地方で初めて身近な方が失踪状態に陥ってしまったという方は、すぐにお近くの九州四国−無料電話相談センターまでご連絡ください。より素早く対処できるよう、無料電話相談センターは２４時間体制で専門の相談員が対応しております。

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