昨年末から、養子縁トラブルが多発しているの注意が必要です。
どうやら養子縁組トラブルが多発している背景には、闇サイトの存在があるようです。

【以下、読売新聞より】

闇サイト仲介で養父に…養子縁組「ビジネス」化

　不自然な養子縁組が相次いでいる問題で、戸籍の売買などを通して縁組を仲介する闇サイトが横行している。

　姓を変えて別人になりすまし、新たな借金や携帯電話契約などに悪用されているとみられる。自分の戸籍を売って縁組を繰り返した男性は「闇サイトで知り、養父になって報酬を得ていた」と“養子縁組ビジネス”の一端を語った。

　横浜市の５０歳代男性が窓口で取得した戸籍謄本には、８〜１０月、２２〜４０歳男性８人の養父になっていることが列記されていた。２人との縁組は男性が知らないうちに、東京の二つの区で同じ日に手続きされていた。８人のうち７人が別の男女の養子になっていることが、男性の戸籍謄本にある縁組歴でわかる。

【以上、読売新聞より】

上記の報道にもあるように、養子縁組を利用する目的は「別人になりすます」ためです。つまりその人物は、別人になりすまさなければならない何らかの理由があるということです。このことからも、個人的な金銭の貸し借りや結婚などの前には注意が必要といえます。もしかしたら、相手が養子縁組を利用して別人になりすましている可能性があるからです。

調査士会の事例としては、「結婚信用調査の為に対象者の身元調査を行ったところ、戸籍上不自然に養子縁組をされているばかりか、その事実を依頼者（婚約者）にも隠していた」ということがありました。
他にも、金銭を貸す前の信用調査で発覚したこともあります。誰でも身元不明な人物と結婚することや、金銭の貸し借りをすることは望んでないはずです。結婚を望んでいる相手や、金銭を貸し借りする相手に、少しでも不審な点がある場合は「身元調査」や「素性調査」を行うことをお勧めいたします。

九州四国−無料電話相談センターでは、身元調査や素性調査のご相談を随時行っております。
社会通念上、必要に応じての養子縁組をしているだけならば何ら問題はありませんが、上記のように養子縁組制度を悪用する輩がいることも事実です。身元調査や素性調査に関するご相談は24時間無料で応じておりますので、相手に騙されてしまう前に早い段階でご相談下さい。


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