昨年、浮気相手の女性に消費者金融のカードを作らせ、そのカードで金を借りたうえ、カードを返すのを拒否して脅した男が恐喝罪で逮捕されました。その事件の初公判が１０月１０日に開かれました。

【以下、産経新聞より】

■不倫に恐喝…それでも添い続ける妻

不倫相手の女性に、消費者金融の会員カードを作らせて金を借りた上、カードの返還を求めた女性を脅したとして、恐喝の罪に問われた男性被告（４３）の初公判が１０日、東京地裁で開かれた。

検察側の冒頭陳述などによると、トラック運転手の被告は、妻を福島県に残したまま、出稼ぎのため、単身埼玉県にやってきた。平成１９年８月ごろ、保険会社に勤める既婚者の女性と、保険契約を通じて知り合った。被告は「妻が４年前に亡くなって寂しい」などと、巧みな言葉で接近、２人はまもなく肉体関係を持つようになったという。

同年１０月、被告は女性に「いざというときのために（消費者金融の）カードを作っておいて。だんなに見られたら大変だから、預かっておく」と、消費者金融の会員カードを作らせて預かり、女性にだまって金を借り始めた。

返済が滞っているという消費者金融からの連絡で、借金の事実を知った女性は、被告にカードを返してくれるように求めた。すると被告は「お前のだんなをコンクリート詰めにして海に沈めたっていいんだぞ。人殺しなんて１万２０００円も払えばできるんだ。○○組（暴力団の組織名）のトップスリーだって知っている」などと女性を脅し、カード返還を拒否。被告は消費者金融から計２５０万円を借りたという。罪状認否で、被告は全面的に罪を認めた。

【以上、産経新聞より】

意外なことに、被告の妻は法廷で泣きながら夫の弁護をしました。法廷では夫と浮気相手の関係が詳細に語られます。それを聞きながら、犯罪者の夫を許す妻の気持ちは、想像を絶するものがあります。そもそも被告の妻にこんなに悲しい気持ちを味わわせた原因は、浮気にあるのです。

この事件は、もし早い段階で妻が浮気に気づき、きちんとした対応を取っていれば、防げた可能性が高いと言えます。カードを作る前に、夫と浮気相手が別れていれば、この事件は起こりようがありません。
浮気を「たかが浮気」と考えていると、このような悲劇につながることがあります。ですから、夫や妻に少しでも浮気の疑いがある時は、必ず専門家に相談しなければなりません。
調査士会−九州四国相談室では、浮気問題でお悩みの方のご相談をお受けしております。どんなささいなお悩みでも、ご相談ください。そのささいな悩みが、悲惨な結果をもたらす前に、正しい対応を取らなければなりません。九州四国相談室−電話無料相談センターでは２４時間ご相談をお受けしております。ひとりで悩んでいるだけでは問題は解決しませんので、必ずご相談ください。

探偵・興信所東京探偵調査士会−九州四国相談センター

探偵メモ｜興信所メモ｜調査士メモ｜探偵調査メモ｜探偵事務所メモ｜探偵社メモ
探偵用語集｜浮気調査メモ｜人探し・尋ね人メモ｜初めての調査依頼メモ