◆慰謝料の時効
法律では、一般に不法行為による損害賠償請求権は、請求する相手が判明してから３年で時効消滅する、ということになっています。
既婚者が肉体関係をともなう浮気行為（不貞行為）に及んだ場合は、不法行為にあたりますが、浮気が発覚してから３年以内に慰謝料請求をしないと時効が成立してしまうということになります。
そのため、慰謝料を請求すると決めた場合は、できるだけ早く手続きをしたほうが良いのです。

◆後悔しないために
もちろん「今後浮気はしない」と約束し、慰謝料を請求しない例もたくさんあります。その場合は、元の夫婦の関係に戻そうと努力するわけですが、元に戻ることができず結局離婚を選択することもあります。この場合、浮気があった時から３年以上経っていると、浮気に対する慰謝料の請求はできなくなります。



この場合の離婚の原因は、元をたどると浮気にあるわけですから、夫（妻）や浮気相手に慰謝料を請求したいと思うことは当然です。しかし、３年経ってしまえばそれもできなくなってしまうのです。
ですから、浮気の問題は放置せずに早めに対応をとる必要があります。

◆悩んでいるだけでは何も動かない
初めてパートナーの浮気に直面した人は、誰でも驚き、どう対応すればよいのかわからないと思います。そういう方は専門家に相談してください。
調査士会−浮気調査室では浮気の問題で悩んでいる方のご相談をお受けしております。
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