近年話題になっている盗聴・盗撮問題。その手口は年々巧妙かつ狡猾になっています。その背景には、大型電気店やインターネットなどで、盗聴・盗撮器を比較的安価で購入できてしまうこともあります。
そしてそのことから、近年では盗聴・盗撮マニアに限らず、様々な人物が盗聴・盗撮行為に及んでいるという報告もあります。下記に盗聴・盗撮行為に及ぶ人物例を挙げてみました。

盗聴・盗撮マニア
盗撮や盗聴を趣味とし、無差別に機器を取り付け、他人のプライバシーを覗き見することを快楽とします。また、マニアによる盗聴・盗撮は、インターネットや違法ビデオなどに流出する可能性が高いともいわれています。

ストーカー
主に好意を寄せている異姓に対し、相手のプライベートを全て把握しようと盗聴・盗撮行為に及ぶことがあります。思わぬ事件に繋がることもあるので、注意が必要です。

肉親
親が子供の素行や友人関係を把握するために、子供の個室に取り付けることが多いといえます。
逆に子供が親の浮気などを疑い、書斎などに設置する場合もあります。

恋人・夫婦
パートナーの浮気行為や素行、または自分に対する本音などを把握するために室内に取り付けたりします。悪質な場合は、プレゼントに忍ばせて贈るなど、手の込んだ方法も見受けられます。



親族
遺産問題など親族間トラブル時の情報収集のため、取り付けられるケースがあります。

産業スパイ
開発者や社内で重役職についている人物のみ知りえる、機密事項などの情報収集や、派閥争い時、または相手の本音や弱みを知るために取り付けられることがあります。

前住人
前住人が取り付けられているのを知らずに引っ越し、その後入居した場合などが考えられます。または前住人がマニアで、退去時に取り付けていくこともあります。

隣人
マンションやアパートなど、隣接した部屋から隣人がコンクリートマイクなどで盗聴することがあります。子供の場合は、遊び半分の場合が多いでしょう。

金銭目的
相手の知られたくない部分を盗聴・盗撮し、公表しない代わりにと
金品を要求するケースがあります。こちらは重大な事件に発展する場合が多いので注意が必要です。

「電話の雑音が多い」、「誰かに見られている気がする」、「自分の公開していない個人情報が、何故か話してもいない第三者に知られている」、「周囲の人間の態度がおかしい」、など、身の回りで不審な点に気付いた時は、盗聴・盗撮被害を疑ってみるべきかもしれません。
九州四国地方における盗聴・盗撮器発見調査のご相談は、調査士会−九州四国相談センターへご連絡下さい。ご連絡の際は九州四国−無料メール相談、もしくは、九州四国−無料ＦＡＸ相談をご利用下さい。専門の相談員が随時対応しております。（実際に盗聴・盗撮被害に遭っている可能性があるため、電話でのご相談は絶対におやめください。）

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